SFCの限界を超えた伝説『テイルズ オブ ファンタジア』の思い出
1995年12月15日。ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)から発売された一本のソフトが、RPGの「当たり前」を塗り替えました。
容量48Mbit(6MB)という当時最大級のボリュームに詰め込まれたのは、信じられないような「音」と「動き」でした。
今なお続く人気のRPGのテイルズシリーズは、ここからはじまりました!
衝撃の幕開け:SFCが「歌い、喋った」
SFCにカセットを差し込み電源を入れると、テレビから流れてきたのはボーカル入りの主題歌「夢は終わらない 〜こぼれ落ちる時の雫〜」でした。
オープニングのワクワク感
「この世に悪があるとすればそれは人の心だ」という「エドワード・D・モリスン」の言葉からはじまり、歌に合わせて流れるスタッフロールと美麗なドットアニメーション。
まるでアニメのようにで、はじめてプレイしたときは「すごい体験をしている」とかなり感動しワクワクしたのを今もはっきりと覚えています。
音声合成の驚き!
SFCのハード性能では、人の声を再生すること自体が至難の業。
それをフルコーラスの歌が入ったオープニング、さらには戦闘中の「魔神剣!」「鳳凰天駆!」「ファーストエイド」といったボイスまで実現した技術力は、まさに変態的(褒め言葉)でした。
48Mbit(6MB)ROMという大容量ROMを使用する必要があったのも納得です。
豪華な声優陣
SFC版はフルボイスではありませんでしが、豪華な声優陣がゲームを彩っていました。
当時はインターネットはなかったので、この辺の情報については良く知らなかったはずでうすが、戦闘中のクレス・ミント・アーチェたちのボイスは今も思い出すことが出来ます!
チェスターは戦闘時のボイスが掛け声みたいのだけだったらしく、ほとんど記憶に残っていません…
- クレス・アルベイン: 草尾毅
- チェスター・バークライト: 草尾毅
- ミント・アドネード: こおろぎ さとみ
- アーチェ・クライン: かないみか
- エドワード・D・モリスン: 井上和彦
- クラース・F・レスター: 井上和彦
- ダオス: 塩沢兼人
草尾さんと井上さんは、一人二役だったのですね。 当時は知りませんでた…
戦闘の革命:アクションRPGの先駆け「LMBS」
当時のRPGといえば、コマンドを選択して結果を待つのが主流でしたが、「アクションゲームの操作感」を戦闘に持ち込んだ「リニア動作・バトルシステム(LMBS)」は、私にはあまりにも新鮮でした。
主人公クレスを操作し、十字キーとボタンの組み合わせで技を繰り出す。 敵との距離や、タイミングを計って剣を振るといったアクション性は、RPGに「動かす楽しさ」という新しい楽しみ方を教えてくれました。
敵とのエンカウント率が…
敵とのエンカウント率の高さ極悪だったという感想がネット上にたくさんあります。
エンカウント率の高さは「うっすら」としか覚えていませんが、確かに多かったような記憶がありますが、戦闘が楽しかったので嫌になったという記憶はありません。
どうやったら倒すことができるのかを、いろいろな技の組み合わせを考えながら試して行くのが好きだったんですよ。
最終的には、敵を端の方に追いやって「守護方陣」で封じ込めて、あとはチェアスターやアーチェとかの遠距離攻撃でチクチク戦法を使って、時間はかかりますが、なんとか戦闘を乗り切ったような記憶があります。
まぁ、かなり昔の記憶なので、実際にはもっと違った思いでプレイしたかもしれませんがね。
最大の強敵は「深夜の睡魔」?
夜が更けるまで夢中でプレイしては、いつの間にかコントローラーを握ったまま寝落ちしてしまう。
ふと目を覚ますと、リアルタイムで容赦なく進んだ戦闘に敗北した画面が映っている……。
そんな苦い経験さえも、今となっては愛おしい、あの頃の懐かしい思い出です。
「時」を駆ける、切なくも壮大なシナリオ
本作のストーリーは、主人公クレスが滅ぼされた故郷の仇を討つために、魔王ダオスと過去・現在・未来という三つの時代を旅しながら戦っていく、タイムスリップ・ファンタジーです。
正義と正義のぶつかり合い
諸悪の根源として立ちはだかる魔王ダオス。 しかし、旅を続ける中で、彼がなぜ世界を滅ぼそうとしているのか、その「切実な理由」が明かされます。 単なる勧善懲悪に留まらないシナリオの深さは、後のシリーズの伝統となりました。
藤島康介氏のキャラクターデザイン
当時、ちょうど『ああっ女神さまっ』や『逮捕しちゃうぞ』にハマっていた時期だったので、藤島氏がキャラクターデザインというだけで、私の期待値は最高潮でした。
当時の定価は11,800円という結構高価な金額でしたが、迷わず即買いしたことを覚えています。
ドット絵との乖離
後に知ったことですが、ドット絵を先に作成していて、藤島のキャラデザは後付だったらしいです。
そのため、パッケージや説明書に記載されていキャラクターと、それを再現したドット絵はあまり似ていなかった記憶があります。
ドット絵自体も可愛くて魅力的だったので、当時はドット絵になるとこんな風になるんだぐらいに思っていました(笑)
この作品の思い出
今回この記事では、ストーリーを紹介していますが、この記事を書くのにあたって調べるまで、この作品のストーリーは、私の頭の中からすっぽりと抜け落ちていて、調べたあとも「そんなストーリーだったんだ、面白そう!」というふうに思ったぐらいで、はっきりと覚えているのは、戦闘シーンの技の掛け声ぐらいという感じでした(笑)
それでも、この作品が「とても楽しく、とても好きだった!!」という記憶だけは頭に焼き付いています。
ふと、「テイルズオブファンタジア」をまたプレイしたなぁ〜と、思い出すぐらい好きな作品です。
ドラクエやファイナル・ファンタジー等のRPGも大好きなのですが、それとは違った魅力に溢れたとても良い作品だったと思います。
ちょうど、このあたりから生活環境が変わってゲームをやる頻度が減っていった時期なので、続きのシリーズには全く手を出せていませんでしたが、今回色々と調べたり思い出したりするうちに、色々と買い集めて他の作品もプレイしたい気持ちが高まってきました!
公開日: 2026/4/10
著者: tamohiko
Tags: #RPG #テイルズシリーズ #テイルズオブファンタジア