【購入日記 #031】PS版「FRONT MISSION2」(フロントミッション セカンド)を駿河屋でジャンク200円購入。約29年の時を経て直面した「伝説の長大ロード」と色褪せないミリタリーの魅力 | 2026-08-01
買い物の記録:発売当時はPCゲームに熱中していて未プレイでした
買い物ついでに今日も駿河屋さんのジャンクコーナーを物色中、目に留まったのが PS版「FRONT MISSION2」(フロントミッション セカンド)。
値札を見るとなんと200円(税込)。
前作であるSFC版「FRONT MISSION」は、ミリタリー感あふれる重厚なシナリオと、ヴァンツァー(人型兵器)のパーツを自由に組み替えるカスタマイズ性の高さにドハマりした記憶があります。
しかし、本作がリリースされた1997年当時の私はPCゲームに熱中しており、コンシューマー機から離れていたため完全に見落としていました。
約29年の時を経て、名作シミュレーションRPGの続編と格安で巡り会えた偶然。
懐かしさと、重厚なストーリーを自分好みに組み上げたヴァンツァーでまた遊びたいと思い購入することにしました。
製品の状態:なぜジャンク扱い?
200円のジャンク扱いでしたが、取扱説明書に読み込んだ跡があるくらいで、ディスクの盤面やケースには目立つ傷もない状態でした。


「なぜこのコンディションで200円なのか?」と疑問に思うところですが、当時約50万本前後ほど販売された流通量の多さが理由なのでしょうかね?
レトロゲーム好きとして文句なしの掘り出し物でした。
お試しプレイの感想:骨太な世界観と「洗礼」
動作確認も含めてお試しプレイした感想です。
焦燥感を煽る、ハードで重厚なオープニング
まずは、ゲームを起動すると始まるオープニングをじっくりと鑑賞します。
舞台が発展途上国での軍事クーデターということもあり、画面全体を覆う重苦しいトーン、ゾワゾワとした不安と焦燥感を煽るBGMの演出が素晴らく、「大人のための戦争群像劇」というであることを強く認識させてくれるオープニングムービーでした。
パズルのように奥深い「機体カスタマイズ」
本作でも機体(ヴァンツァー)のカスタマイズを行うことが出来ます。
- 部位パーツ: BODY(胴体)、RIGHT ARM(右腕)、LEFT ARM(左腕)、LEGS(脚部)
- 装備品: 武器各種、バックパック
パーツごとに 「重量」 と 「出力(BODY依存)」 が設定されており、限界値を超えないようにパーツをやりくりする作業は、極めて中毒性の高いパズルです。
機体カラーやネーミングも変更可能で、自分の機体に愛着がより湧くようになっています。
「俺の考えた最強のヴァンツァー」 が実現できるので、夢が広がります!!
噂に違わぬ「伝説の戦闘ロード」という高い壁
最初の戦闘をプレイしたのですが、 戦闘時間が長い!! というのが率直な感想でした。
事前にネットの評判を見ていたので、ある程度は覚悟していたのですが、実際に体感すると想像以上に戦闘のテンポが悪かったです。
以下の点が主な原因なのですが、最初の戦闘場面が終わるまでに30分ほど掛かってしまいました…
- コマンド入力後、戦闘演出までのロードが長い(数秒〜数十秒)
- 戦闘演出のアニメーション演出が長い
- 戦闘演出のスキップが出来ない
敵味方の数が増える中盤以降、1マップにどれだけの時間を費やすことになるのか今から戦々恐々としています。(泣)
もし「今から物語やシステムだけを快適に楽しみたい」という方には、戦闘スキップや高速機能が実装されている現代のリメイク版 「フロントミッション セカンド:リメイク」 (Nintendo Switch / PS4 / PS5 / Steam等)を検討するのも現実的な選択肢でしょう。
勝敗を分ける「AP(アクティブ・ポイント)」の戦術性
戦闘テンポの悪さはアレですが、シミュレーションとしての手応えは抜群です。
本作の戦術的キモとなるのが「AP(アクティブ・ポイント)」システムで、移動や攻撃のほか、敵ターン時の反撃や防御・回避行動にもAPを消費します。
自軍ターン
- 移動: 1マス1ポイント
- 格闘攻撃: 0ポイント
- 近距離攻撃: 2ポイント
- 遠距離攻撃: 6ポイント
攻撃に時に残りのAPが多いほど命中率が高くなります。
敵軍ターン
- 攻撃を受ける度に2ポイント消費、0になると回避不能
「自ターンで攻撃し尽くしてAPを空にすると、敵ターンで回避不能でタコ殴りにされる」 という緊張感があるため、前作以上に綿密なリソース管理が求められます。
このシビアな駆け引きは、かなり歯ごたえがあり戦闘の難易度を引き上げています。
現代の大人にこそ刺さるストーリー
舞台は2102年。
大国O.C.U.(オシアナ共同連合)に搾取され貧困に苦しむアロルデシュ人民共和国で、突如として大規模な軍事クーデターが勃発。O.C.U.基地を追われ脱出を図るアッシュたちをはじめ、立場と目的の異なる3人の主人公の視点が交錯しながら、独立紛争の背後に潜む国際的な陰謀が暴かれていくーー。
というのが、本作の「あらすじ」です。
単なる勧善懲悪ではなく、国家間の意思、民族の対立といった現実の社会問題を緻密に投影したシナリオは、プレイしながら考えさせられる色々と考えさせられる、大人向けでリアリティのある高い完成度になっています。
戦闘ロードの長さにどうしても耐えられなくなったら、リメイク版の購入を検討することも視野にいれつつ、まずはオリジナル版である本作を楽しんでみようと思います。
本日の戦利品データ
- ソフト:FRONT MISSION2(フロントミッション セカンド)
- 発売日:1997年9月25日
- 定価:6,800円(税別)/ 7,140円(税込) ※発売当時の消費税率5%で計算
- 開発元:スクウェア (現スクウェア・エニックス)
- 販売元:スクウェア (現スクウェア・エニックス)
- プラットフォーム:PlayStation
- 詳細情報:型番 SLPS01000 / JAN 4961012977079
- 購入場所:駿河屋
- 購入価格:200円 (税込)
公開日: 2026/8/1
著者: tamohiko